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ken's blog

あんてなじゃーなる

二台のオープンスポーツ

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はっきりと異なる方向性

良い機会に恵まれて、三重の山奥でS2000 (以下AP1)に試乗した。かなり走った個体ではあったけど綺麗に乗られていてボディもまだまだどっしりしてた。AP1はどちらかというとAP2と比べるとよりレーシーな方向に仕上がっているというけれども、確かにその通りで回さないとダメだなぁと言う印象。NDにとっては高回転もいけるけど、トルクが下からモリモリある感じのスカイアクティブなのでそこははっきりと異なるなと。

どちらも平成生まれの個体だけど、10年くらい時代が違うわけで、AP1が生まれたときはスポーツカーもまだまだたくさん選択肢があった時代。ER34とかも現役で買えたし、8や15もFRとしては選択肢の中にあったと思う。そんななかのホンダの生粋のFRスポーツなので、とても尖ったフィールをドライバーへ伝えてくれる。

F20Cが放つ炸裂するパワー感

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ホンダでは珍しいFRレイアウトの専用エンジンで、9000rpmオーバーまで回る高回転ユニットはハイカムに乗っけたまま走れよって車から言ってくるようなそんな不思議なユニット。B18もK20も上で炸裂する感じはあるんだけど、F20Cはもっと猛烈で、スピード感が溢れる。

おそらくアイポイントが他のホンダスポーツよりも全然低いことも影響しているし、ミッドシップレイアウトにマウントされているエンジンとロングノーズなボンネットが視覚的にもかなりドライバーに訴えかけてくるところがあって、スピードレンジがぜんぜん違う印象。

DC5での全開は早いは早いけどガチガチの脚にしてないとどこ飛んでいくかわかんない猛烈なパワーがあったりするもんだけど、やはりアイポイントが高いだけあって、ふつうの乗用車がクソ速い!といった印象は否めない。一方でAP1は猛烈に分回っていくしFRならではの腰がうずくような感覚があるのでああ、ホンダ謹製の高回転ユニットをFRに乗せたら車自身がドライバーに走れっていってくるなと感じる。恐ろしいユニットであった。

全体的な剛性の高さ

なんだかんだ言って、峠を気持ちよく流すような車というよりかは、全開にしてサーキット走れよっていってくるような感覚のため、それなりにがしっとした3ナンバーの剛性感を感じる。ボディ全体もそうだし、屋根がない車とは思えないくらいどしっと構えてくれる。ワインディングを積極的に飛ばしたワケでもないのでもっとこうヤレてる感じはわからなかったけれども、新車のNDと比べても安心感あるどっしり感があった。

当然なんだけど、FRなので、ホンダ車特有のハンドルの重さ(FFの重さ)があるわけでもないくノーズはスットはいっていくしVGS搭載車輌だったため、900度ハンドルでもないのでほんとにクイックなハンドリングレスポンスが楽しい。ステアリングラックもかちっとしてる感じだ。ただ、停車時の最小回転半径はどうも狭いようで、狭いところの切り返しはキツイなと感じる。前のってたZ34のほうがよく回転した。(ショートホイルベースだからなのかなぁ)

クラッチはちょっといやな感じがあったのでこれは純正ではなさそうだったんだけど、シフトもホンダシフトというよりかはやっぱFRで直結した振動が伝わってくるところもうきうきさせてくれるところ。FFの場合は基本的にラインでつながっているだけで、ミッションマウントやエンジンマウントから伝わってくる振動が鼓動のように左手にはつたわってこないので、ホンダっぽくないなーでもこれだよねーという感想だった。わりとかちっとしてる方向性でドライブトレーンがくっついてる。

そういえば最近でたS660がS2kよりも剛性は高いらしのでどういうこっちゃと思うのであった… それと、電動幌だなんてねぇ。すごいねぇ。

色の違い

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黄色と赤で違いますね。

というはなしではなく、 日本のFRスポーツ市場が絶滅するまさにそのあたりに生まれた車だけあって、あーこれがスポーツカーだよねーという感覚を存分に楽しむことができるのがAP1だと感じた。所有したら長くのれそうだなぁと。ノイズもたくさん入ってくるけどしっかりとした感覚をもって走れるし、峠はしってこいと言われてるような気分。エアコンもつくし快適だ。日常のちょっとした脚につかっても視線も気にならないだろうという点も良いかなと。

AP1を買うか、最終のTypeSを買うか一時期まよった時期もあったのでこれはこれでいいもんだなと思った。脚とマフラーかえて、TypeSを綺麗に大事にのる方向性も良さそうだなあ。

NDはもっと都会色がつよい印象があるので、純正の味付けからこれからどっちに転ばせていくか考えていきたいなと再考した日となった。脚が柔らかすぎて怖いのでw

とよりな先生ありがとうございました(^^)